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ニュージーランドの不動産価格は堅調な経済状況、失業率の低さ、人口の増加、また、海外からの投資を背景に長期スパンでみれば右肩あがりの上昇を続けております。特に堅調なのは最大都市であるオークランドで、旺盛な賃貸需要やマーケット自体が成熟しているのが要因であると思われます。
ニュージーランド人(以下KIWI)にとって、銀行の定期預金と並び最も身近な投資は不動産への投資です。日本でも昨今、不動産投資がブームとなり、一般の人にとっても不動産投資がポピュラーになりつつあります。しかし、KIWIの不動産投資への姿勢はやはり違います。KIWIのライフスタイルによるところも多いのですが、自宅を買うことを投資と捉えています。これは30年以上の間、NZの不動産が長期的に上昇してきたことによります。自宅を購入し、がんばってローンを払って、数年後の値上がり時に売却して、次の家を購入するという形でKIWIは自分の財産を形成していきます。
さて、そのようなバックグラウンドの中で、ニュージーランドの不動産市場には7年の周期があると広く言われています。2〜3年間上昇し、4〜5年間下降・横ばいという動きで、この30年間以上推移してきています。現在のマーケットは2年位前から横ばいの期間に入ってきており、このマーケットの状況は買い手に非常に有利な時期です。優良な物件を適正価格で探すことができるからです。マーケットが上昇局面に入りますと、優良物件はどんどん手の届かない価格に上昇していきますので、この先1年位がニュージーランドでの不動産購入のチャンスの時期だと思われます。
ハウジングNZは投資専用商品ということもあり、オークランドの中でも低い価格帯の商品が殆どです。この価格帯の物件は値段が底堅く、現在のような横ばい・下降のマーケットにおいても、あまり影響を受けず価値を維持しております。リスク分散の観点からも、高額な物件を購入するよりも、比較的小額な物件を、エリアを分けて購入したほうが望ましいと思われます。
不動産投資において、将来に渡って、人々が住みたいと思う場所へ投資することは非常に重要です。不動産投資は基本的に中・長期の投資です。将来が有望な市場に投資しておくことが大前提です。
しかし、将来有望・安心な市場も短期的にはブームとスランプを繰り返しています。この短期的な値動きを理解するのにプロパティサイクルの考え方が使われます。
プロパティサイクルは基本的に一定期間の不動産市場の値動きを表にしたものです。不動産価格の値動きには上昇する局面の「ブーム」と下降する局面の「スランプ」に分けられます。このブームと下降するスランプをおこす原因には平均収入の上下、人口の上下、住宅・建築数の上下、金融の上下などが主です。言い換えれば、需要と供給のバランスの推移です。もちろん天変地異、政策の変化、経済等により、推移は影響されるので、完全に予測することは難しいことです。しかし、大まかな予測をすることはできます。